焚火が好き

焚火台

 街中ではなかなかできない焚火ですが、せっかく周りに人家がほとんどないところに来ているので焚火台を作りました。
 位置決めをしたのち、砕石と砂を敷きならして転圧します。 その上から簡単にインターロッキングブロックを敷きならべて場所を作ります。
 重量物が乗るわけでもないのでコンクリートなどは流していませんが、セメントと砂を空練りしてさっとだけならしてその上に並べただけです。

 次にインターロッキングが汚くならないようポリシートで養生した上に、レトロな解体耐火煉瓦を耐火モルタルで積んでゆきますが、普通のレンガでもよかったかもしれません。 耐火モルタルは定番のアサヒキャスターを使いましたが左官材料屋さんでもなかなか在庫はないらしく、取り寄せを頼むと結構送料が高額だったのであきらめて密林で購入しています。
 4段積で2段目に鉄板受けを作り耐熱塗装をした鉄板を載せて火床にし、その高さで一カ所吸気口をつくったのですがフルオープンで煙突効果がないため意味をなしませんでした。

 出来上がってからコンパネで蓋を作りましたが防腐剤を何回か塗っています。 蓋をしてしまうとガーデンテーブルのようになりますのでこれは良いアイディアでした。
 レンガは雨ざらしにすると結構もろくなってくずれたりしますので東屋のように屋根下に置くのがよいのですが、くずれたらくずれたでその時積みなおせばいいや、と簡単に考えることにしました。

 火を使うところですのですぐ横に水道があるのは抜群の安心感です。
最初は周囲に砂を敷いただけでしたが、雑草止めと見た目で知人からウッドチップを売ってもらい通路を含めて敷いていますので、なおさら火には注意です。
 このウッドチップですが、家屋解体材を破砕したものと樹木を破砕したものがあり、解体材のほうは塗料や釘などが混ざっていたりすることがありますので樹木原料のほうが良いです。 ドックランなどにも使うそうですが、リサイクル工場に持ち込まれたものの破砕品ですので値段もフレキシブルコンテナ(1tバッグ)で2千円以下とホームセンターや園芸店で売っているものと比べると破格の値段でした。 ただし、1~2年で土に近い状態になってしまいますので毎年補給しなくてはならないのが欠点かな。

 腰掛は貰い物のキハダの原木丸太を四角く加工して何個か作りましたがやはり座り心地はキャンプ用の折り畳み椅子のほうが快適です。BBQをしたり、暗くなってからオイルランプの光で一杯飲みながら火を見ているのはとても良いです。

人生を楽しむためのミニマムサイズの家